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労働心理学・エンゲージメント研究

従業員エンゲージメント(Job Demands-Resources)

人事/組織行動

Job Demands-Resources(JD-R)モデルは、職務要求と職務資源がエンゲージメントを介して満足度とパフォーマンスへどう作用するかを説明する、理論的なゴールドスタンダードです。5つの構成概念にわたるクラシックな媒介連鎖となっており、間接効果やf²効果量を学ぶうえで理想的です。

N
350
LVs
5
R²(JP)
0.40

クローンには無料のOpenPLSアカウントが必要です。

理論的背景

Demerouti、Bakker、Nachreiner、Schaufeli(2001)は、職務ストレス研究の汎用フレームワークとしてJD-Rモデルを定式化しました。あらゆる仕事は要求と資源に分解できます。Bakker と Demerouti(2017)は最新の知見を整理し、ポジティブなアウトカムへの架け橋としてエンゲージメントを明示的に組み込みました。

実証的には、特にメタ分析(Christian、Garza & Slaughter、2011)を通じて、このモデルは幅広く支持を集めています。エンゲージメントは中心的な媒介変数として機能し、資源は主にエンゲージメントを介して間接的にパフォーマンスに作用することが明らかになっています。

同梱されているデータセットは、Bakker と Demeroutiの媒介ロジックを忠実に再現しています。職務要求と資源がエンゲージメントに影響し、それが満足度とパフォーマンスを駆動します。理論的な予測がそのまま再現可能です。

構造モデル

2つの外生的先行要因(Demands、Resources)、媒介変数としてのEngagement、アウトカムとしてのSatisfactionとPerformance。クラシックな反映的5-LVモデルです。

JD

職務要求

業務負荷、時間的プレッシャー、役割葛藤。

JR

職務資源

自律性、フィードバック、サポート、成長機会。

WE

ワークエンゲージメント

仕事に対する活力、献身、没頭。

JS

職務満足度

仕事に対する総合的な満足度。

JP

職務パフォーマンス

自己評価および観察に基づくパフォーマンス。

仮説

H1 JD → WE - 高い職務要求は、エンゲージメントを低下させます(消耗パス)。
H2 JR → WE + 資源は、エンゲージメントを高めます(動機づけパス)。
H3 JR → JS + 資源は、加えて満足度にも直接的に影響します。
H4 WE → JS + エンゲージメントは、満足度を高めます。
H5 WE → JP + エンゲージメントは、パフォーマンスの中心的なドライバーです。
H6 JS → JP + 満足度は、より高いパフォーマンスへとつながります。

方法論とデータ

18項目の反映的指標(7段階リッカート尺度)に対するN = 350件の合成された従業員回答です。実際のJD-R研究では、N = 200から600程度の標本サイズで実施されるのが一般的です。本データセットは、Christian ほか(2011)のメタ分析で報告された平均的なパス係数を再現しています。

期待される結果

R²(JP) ≈ 0.40
エンゲージメントと満足度を合わせて、自己評価パフォーマンスの分散を約40%説明します。自己報告研究としては十分に高い値です。
WE → JP ≈ 0.42
パフォーマンスに対する最も強いパスです。エンゲージメントが直接的なレバーであるという、JD-Rの中核的な主張を裏付けます。
JD → WE は負
要求は、エンゲージメントに対して負の効果を持ちます(消耗パス)。期待される負の関係性を示す、教科書的な例といえます。

60秒で再現

  1. 1

    プロジェクトをクローン

    OpenPLSワークスペースでワンクリックすると、完全に編集可能なコピーが作成されます。モデル、指標、データセットがすべて連携した状態ですぐに利用できます。

  2. 2

    計算を実行

    OpenPLSは外側の重み、パス係数、R²、HTMT、SRMR、ブートストラップ信頼区間を数秒で算出します。

  3. 3

    期待されるメトリクスと比較

    以下に記載された主要メトリクスは、公開済みの原著論文に基づくものです。計算された値が、ブートストラップ95%信頼区間の内側に収まるはずです。

参考文献

  • Bakker, A. B., & Demerouti, E. (2017). Job demands-resources theory: Taking stock and looking forward. Journal of Occupational Health Psychology, 22(3), 273–285. doi.org/10.1037/ocp0000056
  • Demerouti, E., Bakker, A. B., Nachreiner, F., & Schaufeli, W. B. (2001). The job demands-resources model of burnout. Journal of Applied Psychology, 86(3), 499–512. doi.org/10.1037/0021-9010.86.3.499
  • Christian, M. S., Garza, A. S., & Slaughter, J. E. (2011). Work engagement: A quantitative review and test of its relations with task and contextual performance. Personnel Psychology, 64(1), 89–136. doi.org/10.1111/j.1744-6570.2010.01203.x

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